こんばんは。今日のテーマは『折る』ということで、
発表者:小松秀暢(本人不在でデータのみ参加)、永田敦、鈴木晴香、鳥居慶佑、圷一将、中村龍太郎、乙坂譜美
見学者:中江仁治、北本、川崎
の発表者7人、見学者3人でした。
小松案...折るという空間操作は室を二分する。その二分された室を重ねていくと、「見えない層」と「見える層」が生まれる。見える、見えないの関係性で住宅を考える。

永田案...折り方によって出来上がるものが違う。折り始めが違っても、最終的に同じものができる。まるで折り紙のように空間は作られ、時と場合によって空間は変化する。
鈴木(晴)案...矩形ヴォリュームの「角」を折ることで、光や空間を規定する。
鳥居案...ヴォリュームの壁を折ることで、壁がスラブになったりする。
圷案...折り畳んで重ね合うことで、人やものが重なりあい互いに干渉しあう。集合住宅への応用を考えた。
中村案...高層ビルを折ることで、それぞれをつなぎ屋上を広場として開放する。
乙坂案...ペーパークラフトのように壁を内側へ折り込み、外部を内側へ引き込んだり、インテリアへと応用する。
以上が今回の案でした。
テーマからか、壁や立体を折るなど「折る」を直接捉えた案が多かった。
今回は、いつもより議論の広がりを持たせきれず!
次回6/14のテーマは、『ズレ』です!!
3年生もガンガン参加しちゃいましょう。
次回は、どんな案が出てくるんでしょうか。
それでは!
リアリティの話。
返信削除有るとツマラナイ、無いと一人でやっていけない。つまり、独立できない。実社会ではバランスの取れた案が良いんでしょうね。
先程、伊東さんの誕生日飲みで「リアリティの話」が出たので、しゅうまいに絡めてみました。当事務所Hさん曰く、ザハ等に比べて少なくとも伊東さんの近作はリアリティがあるそう。
リアリティの話。2
返信削除先々日、JIA卒制展in工学院大でのこと。
北山さんのSDLファイナリストS君に対する講評で、「KAIT工房はファンタジーがある。しかし、君のはリアリティがある。学生はリアルなものを越していないとマズイんじゃないの。」
リアリティの有る無しのバランスは、なんとなく共通認識がある気がする。
返信削除プロが学生の設計を見るとき、しっかり設計できているものよりも、アイデアに富んだものを見た方が刺激的だから北山さんはそう言ったのでは。
しっかり設計できたものを見ても、そんなものプロからしてみれば当たり前でつまらない。
ちなみに今日はあまり議論が発展しませんでした。
返信削除全体の案が悪かったからと思ってたが、そうではなくて、発言が少なかったからだと思う。
全員に発言の機会を振ります!!
あと、(反省:自分を含めて)2.3時間でつくってきても、syu-mai時間中に、そこまで深まらないので、たまには時間をかけて、深めた案を持ち寄ってもいいと思う。
今回発言も広がりを見せる話が少なかったと思います。ただ発言するというよりも議論の発展性を意識して発言するというのも重要な気がしますね。
返信削除リアリティとファンタジーの話。塚本さんの言葉で「学生にはホラを吹いて欲しい。それでいて、それに責任を持ってもらいたい。」
今回の根本的問題に一石を投じる。
返信削除建築をつくるときの「折る」という方法自体に可能性がないのでは。そのことを気付かせてくれたハルちゃんに感謝すると同時に「今回の収穫」だと思う。
リアリティとファンタジー(?)の話。
返信削除僕も興味ある話ですね。
学校での教育立場で建築家たちはどっちに重きをおいて指導するか偏っている気がしますが。
それでも僕はあまりに学生の立場においてもリアリティを考えないのはどうなのかなと思います。(その限度にもよりますが)むしろ、そのせめぎ合いの中から何か新しいものがつくりたいです。
まー、バカみたいな事を大真面目にやりたいっすね。笑
リアリティの有る無し問題は、作風にもよるんでしょうね。
返信削除例えば、とてつもなくファンタジスティックな作品を説明する際に「100年後」や「未来の」といった言い方をするだけで、特有のリアリティを帯びるときもあるよね?
たしかにね。んでも、今のリアリティあっての未来のリアリティを説明しないと意味ないし説得力がないと思う。
返信削除確かに説得力に欠ける。
返信削除ところで、想定スパンにもよるが、未来にリアリティってあるんかね?未来考がリアリティを帯びた時点で、それは瞬く間に現実に引き戻される。