shu-mai

東北大学のshu-maiは、全国のshu-maiとはスタンスが違い、「21世紀のアーキグラム」と題して、毎週建築の可能性を探ります。

場所:東北大学 片平南キャンパス・通研・1階製図室or1階石田研究室134

時間:毎週月曜日19時から(出来るだけ参加者の都合に合わせます)

2010年6月22日火曜日

第5回『300立米のトイレ』



提案者:中村龍太郎(b4)、永田敦(b4)、小松秀暢(m2)、鳥居慶佑(b4)
見学者:豊島純一(m2)、圷一将(b4)、中江仁治(b4)、三浦(b4)
の計8人でした。

中村案…10㎥×30のトイレ群。様々なボリュームのトイレを散在させたトイレの森。


永田案…暗闇は神聖空間である。便器の蓋を扉と捉え、大きな蓋を開けると大きな窓が閉じる。光を遮断して神聖空間で用をたす。


小松案…トイレは陳列された均質な扉。その扉を開けるとそれぞれ質の違うトイレ空間があったらどうだろう。


今回のお題を経て、
『300㎥のトイレ』は重要な課題だったのではないか。高効率化を目的に設計される設備空間がトイレの現状だが、現状を度外視して、非効率に再考することで新たな地平が開けることがある。
部分設計は広島工大の即日設計で、よく出題されていた。そのとき村上先生はこんなことを言っていた。
「トイレの設計で上手いか下手かわかる」と。

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